29年間の感謝と新監督へのエール… マンU退団の“天才ドリブラー”がサポーターへ惜別メッセージ

「2人の師匠と巡り会える幸運があった」

 監督就任に関する様々な地元報道が出ているものの、具体的な計画は存在しないという。だが、指揮官としてすでに大きなアドバンテージを手にしている。

「偉大な監督として、2人の師匠と巡り会える幸運があった。1人はサー・アレックスだ。人生の大半をともに働き、学ぶことができた。史上最高の名将であり続けると信じている。近年はルイス・ファン・ハールだ。彼の経歴が、その優秀さを物語っている。彼らから得た知識は得がたいものだ」

 百戦錬磨の名将アレックス・ファーガソン元監督と、エキセントリックな言動から多くの批判も集めたオランダの戦術家ファン・ハール前監督にも感謝していた。

「マンチェスター・ユナイテッドで長年ともに働いてきた裏方のスタッフにも感謝したい。ピッチ上での結果はハードワークが報われたからこそ。チームが成功する最高の環境を作ってくれた人々の献身、犠牲、奮闘がなければ私は成功できなかった」

 スタッフにも感謝を忘れなかったギグス氏は、新監督へのエールも忘れていない。

 

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