「日本が気になった」 浦和の新助っ人、Jリーグ移籍経緯を告白「スタジアムが満杯だった」
MFモーベルグ、母国メディアのインタビューで浦和との交渉経緯へ言及
J1浦和レッズは12月30日、来季からの新戦力として元スウェーデン代表MFダヴィド・モーベルグをチェコの名門スパルタ・プラハから獲得したと発表した。スウェーデンメディア「Fotbollskanalen」では、モーベルグへのインタビューを交えつつ移籍の経緯をレポートしている。
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モーベルグは2022年6月までの契約となっていたが、シーズンが始まる夏の時点で「契約を延長するか分からない」という態度を表明していたという。そのため、スパルタ・プラハは契約が切れる前に移籍金を得ることを決意。欧州と米MLSからも具体的な関心が届く中で、浦和との契約が決まったと報じた。
その展開についてモーベルグは「クラブとの間では、ちょっと暗黙の了解があった。もし良いオファーがあれば、移籍しても良いと互いに理解していた。知る限りでは、両クラブの思惑は一致していた。それからは時差があるのにも関わらず、交渉はすぐに終わってしまった。彼らは非常にプロフェッショナルで、解決策を見出そうとしてくれたので、すべてが非常に早く進んだ」と振り返っている。どうやら、スパルタ・プラハと浦和は電光石火で契約をまとめたようだ。
その上で、日本への移籍については同胞でありサンフレッチェ広島とアビスパ福岡でプレー経験のあるMFエミル・サロモンソンにも情報を聞いたという。
「他にも具体的なオファーがあったことは知っている。興味深いものもあった。ただし、浦和が入ってきた途端、他は大したことがなかった。他の選手から日本がどんなところか聞いた。例えばエミル(サロモンソン)と話したが、ポジティブなことしか聞かなかった。だから、クールな冒険に思えたんだ。
アメリカ大陸のクラブからもオファーがあったし、MLSからも具体的な話があった。それから、ヨーロッパのクラブも視野に入れていた。でも、リーグと国の両方についてポジティブな話しか聞かない。そんな場所のクラブが僕を欲しがるなんて、とてもユニークだと思ったんだ。そして、日本が気になったんだ」