“呪われたPK戦”に敗れイタリア代表を去る闘将 「選手たちは本当に全てを表現してくれた」
来季はチェルシー新監督として新たな挑戦
一昨年のワールドカップ(W杯)王者ドイツとの戦いは、ドイツのヨアヒム・レーブ監督に研究され速攻を封じ込められた。ほとんどボールを持たせてもらえずにゲームが進み、さらに先制点を与える最悪なゲーム展開にも、セットプレーからのワンチャンスでPKを得て同点に追いつくしたたかさを見せた。EURO、W杯の本大会でドイツに負けたことがないという相性の良さも感じさせた。しかし、最後はイタリアが伝統的に苦手とするPK戦で散った。
コンテ監督はこの試合を最後にイタリア代表監督を退任し、プレミアリーグのチェルシー新監督となる。ピッチサイドで大声を上げながら選手とともに戦った“闘将”は、「これが一つのさよならだね」というコメントを残し、ラストゲームを終えることになった。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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