セルティック古橋の獲得「商業的にも成功」 クラブ“加入効果”を現地メディア絶賛
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21年のクラブトップ選手に専門メディア選出 「キョウゴの顔が真っ先に浮かぶ」
2021年末を迎え、セルティック専門メディア「67 HAIL HAIL」は、セルティックの21年トップ3選手を選出。夏の移籍市場でヴィッセル神戸から加入した日本代表FW古橋亨梧が1位に輝いている。
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2019-20シーズンまで、リーグ戦9連覇を成し遂げていたセルティックだが、昨シーズンはレンジャーズに覇権を奪われ、2009-10シーズン以来の無冠に終わった。今シーズンからチームを率いるアンジェ・ポステコグルー監督の下、リーグタイトル奪還を目論むなか、「67 HAIL HAIL」では21年のトップ3選手をセレクトしている。
第3位は、ベンフィカから期限付き移籍で加入したポルトガル人MFジョタ、第2位にはスコットランド代表MFカラム・マグレガーが選出され、1位に古橋の名前が挙がった。選出理由について、記事では「アンジェ・ポステコグルー時代を振り返ると、キョウゴの顔が真っ先に浮かぶ。セルティックの変化の象徴であり、ブレンダン・ロジャーズ時代のスコット・シンクレアと似たインパクトを与えている」と、書き出している。
また、「Jリーグで得点王争いを繰り広げていたものの、何を期待すればいいものか、誰も分かっていなかった。だが、ストライカーの動きやエネルギーに、私たち全員は驚かされた」と、加入前の期待値が低かったことを認めつつ、スコットランドへの適応の早さなども称賛した。
さらに「キョウゴが加入し、ファイナルサードでのプレーが完全に若返った。今、対戦相手がセルティックを恐れるのは、キョウゴが持ち込んだものがあるからであり、それだけではなく、日本のファンも巻き込み、商業的にも成功をもたらしている。クラブは今月になってようやく公式サイトの日本語ページを立ち上げた。また日本語のツイッターアカウントも始めた。ピッチ上でのパフォーマンスと合わせて、彼がクラブにもたらしているものに興奮しないことは難しい」と、チームに多くの影響をもたらしていることを強調した。
セルティックで最高のスタートを切り、早くもリーグカップ優勝のタイトルもつかんだ古橋。2022年もその活躍に大きな期待が懸かる。
(FOOTBALL ZONE編集部)