サンプドリア吉田、去就動向を専門メディア推察 考えられる「2つの選択肢」とは?
今季で契約が切れ、先日にはカタール1部アル・ガラファからのオファーが報じられる
イタリア1部サンプドリアに所属する日本代表DF吉田麻也は、今季限りで契約が満了すること、そしてイングランドからの獲得調査もあり、「契約更新をするか、1月に売却してタダで失わないようにするか2つの選択肢がある」と、サンプドリア専門サイト「クラブ・ドリア46」でレポートされている。
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サンプドリアでは、センターバック(CB)の吉田とガンビア代表DFオマル・コリーがイングランドからの注目を受けているという。吉田はすでに報道のあったプレミアリーグのニューカッスル、コリーはサンプドリアでも指揮を執ったクラウディオ・ラニエリ監督率いるワトフォードに加え、リーズ・ユナイテッドからの興味が持たれているようだ。
そのうえで、「サンプドリアは監督の戦術で果たす基本的な役割を考えると、チームから奪うことは難しいが、適切なオファーがあればクラブのスポーツディレクターを躊躇させることができる」とレポート。財政難に苦しむクラブの状況も、チーム内での重要度とは別の軸で存在することを指摘している。
また、吉田については、「33歳の日本代表キャプテンは、サンプドリアと来夏に切れる契約が結ばれている。そのため契約更新をするか、1月に売却してタダで失わないようにするか2つの選択肢がある」と、契約満了に伴う来夏のフリー移籍はクラブとしては受け入れがたいと見立てた。
先日にはカタール1部アル・ガラファからのオファーも報じられたように、吉田の経験と知性あるプレーは定評を得ている。日本代表としてのワールドカップ(W杯)アジア最終予選や、その先の本大会を見据えたうえでも今冬と来夏の動きは重要なものになるが、クラブ事情も相まって複雑な状況が訪れるかもしれない。
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(FOOTBALL ZONE編集部)