J1神戸、元日本代表DF槙野智章の獲得発表 浦和から完全移籍で加入「ワクワクしています」

神戸への移籍が決まった槙野智章【写真:高橋 学】
神戸への移籍が決まった槙野智章【写真:高橋 学】

今季まで浦和で10シーズンプレー

 J1ヴィッセル神戸は12月24日、浦和レッズより元日本代表DF槙野智章が完全移籍で加入することが決まったと発表した。同選手は「ヴィッセル神戸で新しい挑戦が出来る事に、ワクワクしています」と声明を発表している。

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 槙野はサンフレッチェ広島の下部組織からトップ昇格し、その後にドイツ1部ケルンへ移籍。広島時代の恩師ミハイロ・ペトロヴィッチ監督(現・北海道コンサドーレ札幌監督)が浦和に就任した2012年に、出場機会に苦しんでいたケルンからの期限付き移籍という形で浦和にやってきた。そして、翌年には完全移籍で浦和の一員になった。

 今季まで10シーズンプレーしたなかで、16年にルヴァンカップ、17年にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)、18年に天皇杯のタイトル獲得を経験。今季リーグ戦31試合2得点を記録した34歳の槙野だが、終盤戦は途中出場でのクローザー役も多かった。

 そんななか、11月にクラブ側から契約満了を伝えられたことを報告。今季限りで退団する浦和でのラストゲームとなった12月19日の天皇杯決勝・大分トリニータ戦(2-1)では後半アディショナルタイムに劇的な決勝ヘディング弾を叩き込み、“お祭り男”としてタイトル獲得で有終の美を飾った。

 槙野は、神戸加入にあたり「この度、私槙野智章はヴィッセル神戸に入団する事になりました。ヴィッセル神戸で新しい挑戦が出来る事に、ワクワクしています。Jリーグ、そしてアジアでNo.1になれる力を持っているチームだと思っています。 その中で自分の役割、力を最大限落とし込み、精一杯ヴィッセル神戸の為に闘いたいと思います。 皆さんスタジアムでお会いしましょう!! サッカー界のお祭り男 槙野智章」と声明を発表している。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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