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中国代表DF、日本人MFに「感動した」 海外移籍を決断「自分も安住したらいけない」
スイスリーグ1部グラスホッパー移籍のリー・レイ、同僚MF川辺駿に言及
中国代表DFリー・レイが、12月20日に北京国安からスイスリーグ1部グラスホッパー・クラブ・チューリッヒへ完全移籍することが発表された。リー・レイはチームメイトとなるMF川辺駿の名前を挙げて「この話に感動した」と語り、移籍の舞台裏を明かしている。中国メディア「シナスポーツ」が報じた。
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現在29歳のリー・レイは上海申鑫、河南嵩山龍門を経て、2015年1月から北京国安でプレー。2019年に中国代表デビューを飾り、中国スーパーリーグのベストイレブンにも選出されている。
中国メディア「シナスポーツ」ではリー・レイのインタビューを紹介。「子供の頃、最大の夢は海外でプレーすることだった」という中国代表DFは、スイスで活躍して「5大リーグに行きたい」と夢を語った。
また「国内で快適にプレーできると思いますが、なぜわざわざチャレンジする必要があったのでしょうか?」と問われたリー・レイは、「もし、今回のチャンスがなかったら、中国であと5、6年プレーして数年分のお金を稼いでいたかもしれない。でも、クラブの人たちがこんな話をしてくれた」と口にし、川辺のエピソードに触れている。
「グラスホッパーに川辺駿という日本人選手がいます。彼は1995年生まれで、前はサンフレッチェ広島にいた。彼もクラブで確固たるポジションは手にしていたが、日本代表で活躍するため、熾烈なポジション争い繰り広げる海外移籍の道を選んだ。この話に感動した。自分も安住していたらいけない。僕も海外に出て、いい状態を維持しつつ、少しでもレベルアップしたい。代表チームが僕を必要とするならば、国のために戦い続けることができる。ベテラン選手たちが引退するのを待つのではなく、自分からそのチャンスを掴み取り、力を発揮できるようにしなければならない」
日本を飛び出し、挑戦の道を選んだ川辺に触発されたというリー・レイ。「成功も失敗もあり得る。ただ失敗を恐れて、機会を諦めるべきではないし、諦めたら一生後悔する」と強い決意で海外挑戦を決断し、新たな一歩を踏み出す。
(FOOTBALL ZONE編集部)