セルティック古橋、大一番欠場の可能性 W杯予選と日程かぶり…英紙が戦力低下を懸念
オミクロン株流行で試合日程が変更、レンジャーズとのダービーマッチ出場に暗雲
スコットランド1部プレミアシップは新型コロナウイルスのオミクロン株の流行を受けて試合日程の一部変更を発表した。来年1月2日に予定されていたセルティックとレンジャーズによるダービーマッチは2月2日にシフトされ、ワールドカップ(W杯)アジア最終予選とかぶることから日本代表FW古橋亨梧、オーストラリア代表MFトム・ロギッチの2人が大一番を欠場する可能性が浮上している。英紙「デイリー・レコード」が報じた。
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新型コロナウイルスの変異株のまん延を受けて冬季中断期間の前倒しを決定し、ボクシング・デー(12月26日)の翌日以降に予定されていた試合の日程が再編成された。日本代表FW古橋の所属するセルティックは1月2日にレンジャーズと対戦予定だったが、このダービーマッチは2月2日に変更されている。
来年1月末から2月の頭にかけてW杯アジア最終予選の日程が組まれているため、日本代表のFW古橋、さらにオーストラリア代表のMFロギッチは代表招集を受けた場合は宿敵との大一番を欠場することになる。
セルティックを率いるアンジェ・ポステコグルー監督は「もし彼ら(古橋とロギッチ)が招集されれば、行くことになるだろう」と語ったが、チームの戦力ダウンは否めない。「デイリー・レコード」紙は「この最大のビッグマッチに臨むにあたって、ポステコグルー監督は悩みの種を抱えることになった」と伝えている。
今季新加入の古橋はここまで公式戦25試合で16得点5アシストと攻撃をけん引し、ロギッチもプレーメーカーとして28試合(3得点6アシスト)に出場している中心選手。2人を欠くことでセルティックのチーム力が低下する可能性を地元メディアは懸念しているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)