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かつてのエースたちの虚しき終末 パト、ファルカオが事実上の戦力外通告でチェルシーを退団
期限付き移籍期間満了も延長の余地なし
チェルシーは1日、所属選手である元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パト、元コロンビア代表FWラダメル・ファルカオ、元イタリア代表GKマルコ・アメリアの契約満了による退団を公式サイトで発表した。
かつてミランの点取り屋として活躍したパトは、今年1月にコリンチャンスから半年間の期限付き移籍で加入。不振を極めるチェルシーの救世主として期待を寄せられていたが、公式戦2試合の出場に留まり、ほとんど貢献することなくチームを後にした。
”エル・ティグレ(虎)”の異名を持つファルカオは、2014年夏にモナコからマンチェスター・ユナイテッドに期限付き移籍を果たしたが、思うような活躍を披露できず、高額な年俸も伴って最悪の補強として失格の烙印を押される格好となった。そして昨夏に、再びレンタルでチェルシーに加入し再起を目指すも、公式戦12試合出場でわずか1ゴールと低調なパフォーマンスから抜け出せず、プレミア再挑戦は失敗に終わった。
両者とも、かつては世界屈指のストライカーとして脚光を浴びていたものの、チェルシーでの復活劇を果たせず、静かにスタンフォード・ブリッジを去ることとなった。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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