「Jリーグの選手も十分通用する」 セルティック古橋が日本人選手のスコットランド挑戦を歓迎
今夏に神戸から移籍し、前半戦だけで公式戦15ゴールをマーク
スコットランド1部セルティックで活躍中の日本代表FW古橋亨梧は、現地時間12月19日に行われたリーグカップ決勝戦で2ゴールを挙げてチームを優勝に導いた。英誌「フォー・フォー・トゥー」のインタビューで、欧州移籍して初めてのハーフシーズンを振り返っている。
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古橋はJ1ヴィッセル神戸でプレーし、今季は前半戦だけで15ゴールの活躍を見せた。そのなかで、夏の移籍市場で横浜F・マリノスの監督を務めていたアンジェ・ポステコグルー監督が就任したセルティックに移籍し、初の海外挑戦となった。
すると古橋はすぐにブレイクし、すでに公式戦で16ゴールを挙げる活躍。セルティックではエース級の活躍で、わずか半年にしてイングランド1部プレミアリーグへのステップアップなども話題に上るほどだ。そんな古橋は、フィジカルの観点からスコットランドでのプレーについて話している。
「フィジカルなプレーという点で僕はかなり小柄だけど、いいチャレンジだと思う。毎試合どうすればそのチャレンジに勝てるかを考えるが、同時に楽しい。半年があっという間に過ぎた。スコットランドのサッカーに順応したし、とても楽しいし、チームも成長している。チームメイトのサポートと信頼のおかげだと思っているし、周りのサポートには感謝しているけれども、まだ満足はしていない」
セルティックは冬の移籍市場で、さらに川崎フロンターレのFW旗手怜央、横浜FMのFW前田大然、ガンバ大阪のMF井手口陽介の獲得が浮上している。古橋は「すべての噂や舞台裏を100%知っているわけではないので、それについてコメントすることはできない」としつつ、Jリーグの選手も十分に活躍できると話した。
「もしサッカーをするためにスコットランドに来るのであれば、言えることはできるだけ楽しんでプレーしてほしいということ。もっと多くの選手が来て、プレーする姿を見たい。Jリーグの選手も十分通用すると思うし、日本にはいい選手がたくさんいる」
かつては元日本代表MF中村俊輔(現。・横浜FC)が活躍したセルティック・パークで大ブレイクしている古橋は、欧州の初年度をどこまで実績を伸ばして終えられるのか、年明けからのプレーも注目される。
(FOOTBALL ZONE編集部)