延長戦で“インベーダー”が突進も冷静だったC・ロナウド 疲労を感じさせないステップで危機回避

想定外の事態もエースの集中は途切れず

 スペイン紙「AS」は、この一部始終を写真つき記事で報じている。乱入者を「ピッチ上のインベーダー」と断罪。「この日チャンスを逃したポルトガルのスーパースターを抱擁しようと、蜂のように動き回った」とロナウドの不発に触れつつ、乱入者が警備員のタックルをかいくぐったことを伝えている。

 ロナウドは120分間でゴールを決めることこそできなかったものの、PK戦では重圧のかかる1人目のキッカーを務め、見事に成功させた。グループステージ第2戦のオーストリア戦では後半に得たPKをポストに当てる失敗を犯したが、この日はしっかりとゴールネットを揺らした。「僕のパフォーマンスなんて重要ではないんだよ」と試合後に語ったCR7。想定外の事態にも揺るがぬメンタルの強さを見せつけた格好となった。

【了】

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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