アギーレ監督が就任3戦目で初勝利も決定力不足を嘆く 「5、6回点を取れるチャンスはあった」

 

新戦力の積極起用には手応え

 

 日本代表は10日、新潟でジャマイカと親善試合を行い、ハビエル・アギーレ監督就任後3戦目にして初勝利を挙げた。前半16分、右サイドを崩して最後は相手のオウンゴールで先制。これが決勝点となり、1―0で勝利した。

 アギーレ監督は試合直後、「5、6回点を取れるチャンスはあった」と語り、再三の決定機を逃したことを悔やんだ。ただし、ポジティブな要素にも触れ、こう語った。

「今日初めてプレーする選手もいた。Jリーグの若い選手たちが良いプレーをして満足している」

 その言葉通り、途中から出場した塩谷司(広島)、小林悠(川崎)、田口泰士(名古屋)の3選手が代表初デビューとなるなど、指揮官は積極的に新戦力を試した。

 次戦は14日に、シンガポールでブラジルと対戦する。指揮官は「今日の試合ほど、ゴールの機会は訪れないだろう」。サッカー王国に胸を借りる貴重なテストマッチで、さらにチームを成熟させていく。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

 

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