「精神的にはきつかった」 小野伸二が振り返る1998年フランスW杯の18歳当時の胸中
札幌GK菅野孝憲の公式YouTubeチャンネルの第1回ゲストで濃密トークを展開
J1北海道コンサドーレ札幌の元日本代表MF小野伸二は、同僚GK菅野孝憲が新たに開設した公式YouTubeチャンネル「菅野孝憲のスゲ〜話!」の第1回ゲストとして登場。さまざなテーマでトークを展開するなかで、1998年のフランス・ワールドカップ(W杯)についても語っている。
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「菅野孝憲のスゲ〜話!」では、ゲストの過去・現在・未来を深く掘り下げ、「普段は聞くことができない、あんな事やこんな事をズバッと聞く」ことに重きが置かれている。第1回ゲストを小野が務め、サッカーを始めた幼少期の話や、高校時代、プロ入り当初の話、お金の管理など、テーマは多岐に渡った。
そのなかの1つとして触れられたのが、1998年のフランスW杯出場だ。日本にとっても初出場となった同大会で、小野はプロ1年目の18歳でメンバー22名に名を連ねた。
5歳年下の菅野から「衝撃でしたね」と振られた小野は、「(1997年11月16日に)ワールドカップ(出場)を決めた岡野(雅行)さんのゴールの次の日に、大滝(雅良)先生(監督)が『ワールドカップを目指せ』と。(当時は)まだプロでもないし、卒業してプロになって、3か月後にワールドカップ。(4月の鹿島)アントラーズとの試合で俺がゴールして4-1で勝ったんだけど、岡田(武史)監督が見に来て、4月1日の韓国との日韓戦で初めて代表に選ばれた。うわーすげー、日本代表だと思って。プロに入って間もないのに、テレビで見てた人たちのところに来ちゃったって。自分の中では非現実的な感じだった」とA代表デビュー当時を振り返った。
小野自身は「まさかワールドカップというところまで見てなかった」という。
「とにかく自分のチームでいいプレーをしよう。自分の持っているものを見せて、見に来てくれているお客さんがまた見たいなって思ってもらえることを提供したい。そう思っていたなかで、ワールドカップ直前のスイスキャンプにも行けて、でも、23名発表の前日に、自分は予選を通してやってきたわけではないから、たぶん入らないだろうなとか思いながら」