【Jリーグ去就動向】横浜FMが積極補強、パリ五輪世代の逸材も獲得 鳥栖の金明輝監督は退任発表

横浜FMが徳島からMF藤田譲瑠チマを獲得、鳥栖の金明輝監督は退任【写真:Getty Images】
横浜FMが徳島からMF藤田譲瑠チマを獲得、鳥栖の金明輝監督は退任【写真:Getty Images】

横浜FMは徳島からMF藤田譲瑠チマ、C大阪からDF小池裕太を完全移籍で獲得

 J1の横浜F・マリノスは12月20日、徳島ヴォルティスからMF藤田譲瑠チマを完全移籍で獲得したことを発表した。

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 藤田譲瑠チマは、ナイジェリア人の父と日本人の母を持つ19歳。東京ヴェルディの下部組織からトップへ昇格しプロデビューした。今年1月に徳島へ完全移籍し、リーグ戦28試合1得点をマーク。今夏の東京五輪ではU-24日本代表のトレーニングパートナーに選ばれるなど期待値は高く、パリ五輪世代の1人として今後の飛躍も見込まれる。

 藤田譲瑠チマはクラブを通して「このクラブでタイトルが獲れるよう精一杯頑張るので応援よろしくお願いします」と声明を発表している。

 また同日、横浜FMはセレッソ大阪から25歳DF小池裕太も完全移籍で獲得。主力であった元日本代表MF扇原貴宏がヴィッセル神戸に完全移籍で抜けたが、ベガルタ仙台からFW西村拓真を獲得するなど、即戦力クラスの補強を積極的に行っている。

 そのほか、サガン鳥栖は今季限りでの金明輝監督の退任を発表。同氏は鳥栖のスクールや下部組織のコーチとして指導経験を積み、2018年10月にマッシモ・フィッカデンティ氏の後任としてトップチーム監督に就任。そのシーズンの残り5試合を指揮し、クラブをJ1残留に導いた。翌年には一度監督を退くも同年5月、正式に監督に就任。今季までチームを指揮していた。

 また、清水エスパルスは平岡宏章監督と契約を更新し、来シーズンも引き続き指揮を執ることが発表されている。

【12月20日発表、その他の主な移籍動向】
■湘南ベルマーレ
GK 秋元陽太(引退)

■ギラヴァンツ北九州→FC岐阜
DF 岡村和哉(完全移籍)

■カターレ富山→ヴァンフォーレ甲府
MF 中山 陸(育成型期限付き移籍から復帰)

■湘南ベルマーレ→ツエーゲン金沢
DF 毛利駿也(完全移籍)

■テゲバジャーロ宮崎→FC岐阜
FW 藤岡浩介(完全移籍)

■筑波大→柏レイソル
FW  森 海渡(大卒加入内定)

■高知ユナイテッドSC(JFL)→ヴァンラーレ八戸
DF 下堂竜聖(完全移籍)

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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