バルセロナはエルチェに3-2の勝利　17歳ガビのゴールが話題

　バルセロナは現地時間12月18日に行われたリーガ・エスパニョーラ第18節でエルチェと対戦し、3-2と辛勝を収めた。この試合でチームの2点目を決めたバルセロナのスペイン代表MFガビのゴールについて海外メディアでは「壮大でメッシを彷彿とさせるゴールを決めた」と称賛している。

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　公式戦3試合勝ちがないバルセロナは本拠地カンプノウに16位のエルチェを迎えた。試合は序盤からバルセロナが主導権を握る展開が続くと前半16分、コーナーキックからスペイン人MFフェラン・ジュグラが押し込み幸先よく先制に成功する。

　さらにその3分後には素晴らしいゴールが生まれる。敵陣センターサークル付近でボールを受けたガビがターンで1人をかわすと、ドリブルを開始。ボディフェイントで相手DFの逆を取りかわし、最後は右足を振り抜いた。相手GKに触れられるも、ボールは左ポストに当たりゴールに吸い込まれた。

　このゴールについて英メディア「スポーツ・バイブル」は「壮大でメッシを彷彿とさせるゴールを決めた」と見出しを打ち、「彼はバルセロナの未来」「ガビは輝かしいゴールを決めるために魔法の瞬間を生み出した」と取り上げた。

　試合はその後、バルセロナは2点リードを追いつかれたが、後半40分にスペインU-21スペイン代表MFニコ・ゴンサレスのゴールで勝ち越し、3-2の勝利を収めた。

　今季からトップチームに昇格し、さらにスペイン代表の最年少出場記録を更新している”逸材”ガビ。首位のレアル・マドリードと勝ち点15差の7位と沈んでいるバルセロナを牽引し、巻き返せることができるのだろうか。