浦和DF酒井宏樹、大分戦の“悔しい失点”から学んだ教訓 「同じミスを2回繰り返さないのが大事」
「ACL優勝するのは僕の中でも大きな意味をもたらす」
「決勝は精神面が大きく左右するんだと思った。非常にタフな試合だった。いろいろなキーポイントはあったと思う。結果的に僕らが試合を難しくした部分もある。大分のクオリティーの高いサッカーに動かされて疲労もたまった。うしろの選手としては1失点が悔しい。無失点の優勝をしたかった。本当に嬉しいですけど、100%かと言われると、うーん、まだまだ悔いが残るかなと」
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そして、来季にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権を得たことを念頭に、その戦いへの思いを語った。
「ACL優勝するのは僕の中でも大きな意味をもたらす。チケットがなければ参加できない。一緒に戦ってくれた仲間に感謝したい。試合を締めるところ、絶対に得点をさせないのが大事。同じミスを2回繰り返さないのが大事なこと」
酒井にとって来年は、1月の国内組による日本代表活動からワールドカップ(W杯)アジア最終予選、その後にJリーグとACL、さらに代表活動での試合を並行して戦いながら、浦和でのタイトルとW杯の本大会も目指すことになる。それを見据え「すぐに代表が始まるので、つかの間の休みで十分だったと思えるように全力で休みたいですね。最終的には今日みたいにホッとしていたらいい。ピッチ上で責任あるプレーをしていきたい」と、すでにその目線は先を見据えていた。
(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)
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