「秘密を教えよう」 浦和ロドリゲス監督が告白、“成功の秘訣”は「パエリア」と「ウナギ」?
レスターでリーグ優勝を果たしたラニエリ監督から学び
浦和レッズは12月19日に行われる天皇杯決勝で、大分トリニータと対戦する。新国立競技場で行われる大一番を前に、スペイン紙「AS」が、浦和のリカルド・ロドリゲス監督のコメントを報じている。
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今シーズンのJ1で6位となった浦和。チームを率いるスペイン人監督は、Jリーグ最優秀監督に選ばれた。しかし、シーズン最後の一戦を前に、クラブが目標に掲げていたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権とタイトルの獲得は実現できていない。
決勝の大分戦は、シーズンの目標達成を懸けた一戦になるが、「AS」に対して、ロドリゲス監督は「浦和でタイトルを勝ち取りたい」と意気込みを語っている。
「(優勝は)可能だと思っている。私たちは準決勝でセレッソ大阪に勝利した(2-0)。ルヴァンカップでは、彼らに敗れていたから、棘が刺さっている気分だった。今度は大分と対戦する。リーグ戦で勝っているし、よく知っている相手だ。選手たちも、どうプレーすればいいか、分かっているだろう。大一番では、いつもいいプレーをしてくれるし、ACLの出場権を得られるのは、クラブにとっても大きな一歩となる。私たちは優勝を多く経験したチームであり、2019年も決勝に進んでいる。王者の風格があるし、その座を奪うことに集中している」
日本で上手く指揮を執れている理由を問われた指揮官は、「秘密を教えよう。3連勝した時、私はパエリアをご馳走しているんだ。それが要因かは分からないけれどね。つながりを持つために、いい雰囲気を作ろうとしたかったんだ。あとは、カウンターを狙うだけではない、私の求めるスタイルを好んでくれているのかもしれないね」と語った。
さらに、自身もパエリアが好きなのかと問われた指揮官は、「彼らが、好きだと言ったんだ。でも、いい結果が出た時、彼らが実際に要求してきたのはウナギだった。そっちの方が、高いのだが、『ウナギだ! ウナギ!』とね。例えば、カップ戦でフロンターレに勝利した時、もっとも重要な成功を祝うために、店を予約したよ。これはレスター・シティ時代にピザを振舞っていた(クラウディオ・)ラニエリ監督に学んだことだ。イタリア人はピザ、スペイン人ならパエリア』ってね」と、舞台裏でのチームの雰囲気の良さを明かしている。
2018年の第99回大会以来3大会ぶりの優勝を目指す浦和。果たしてロドリゲス監督は、クラブにタイトルをもたらせるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)