「オファーを受け入れることを選んだ」 マンUカバーニ、現役引退アグエロの代役でバルサ移籍か
ボカ・ジュニアーズからのオファーを蹴り、バルセロナ行きを選択か
イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドのウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニが今冬に出場機会を求めて退団し、スペイン1部FCバルセロナに加入する可能性が高まっているようだ。スペイン紙「マルカ」が報じた。
カバーニは2019-20シーズン限りでフランス1部パリ・サンジェルマンを退団。その後、2020年10月にマンチェスター・ユナイテッドに加入した。1年目はクラブ伝統のエースナンバーである7番を背負ってプレーしたが、今季新加入したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドにその番号を譲った。
そんなカバーニは、ロナウドの加入もあって今季は出場機会が減少。移籍の噂が浮上しているなかで、マルカ紙は「カバーニはバルセロナを選んだ」とスペインの名門行きの可能性を報じている。
「エディンソン・カバーニは、バルセロナの得点力不足の問題を解決する選手になりうるだろう。このウルグアイ人FWは1月の移籍市場でカタルーニャのクラブのオファーを受け入れることを選んだ」
昨夏にアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを失ったバルセロナは、前線にオランダ代表FWメンフィス・デパイやアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロらを補強したものの、心臓の不整脈が見つかったアグエロが引退を表明。大きな戦力ダウンを強いられた。前線の駒不足の現状でユナイテッドからの退団を希望しているカバーニに白羽の矢を立てた。
アルゼンチン放送局「TyC Sports」によれば、ボカ・ジュニアーズからのオファーもあるようだが、カバーニはこれを拒否し、バルセロナと今季終了までの短期契約を望んでいるという。高い決定力と献身性を備えた34歳のストライカーは、アグエロ引退で手薄となったポジションを埋める重要なピースとなるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)