アーセナル冨安、女性ファンにユニフォーム手渡し映像に英注目 「90分を走り終えてなお元気があった」

アーセナルDF冨安健洋の試合後の行動に反響【写真:Getty Images】
アーセナルDF冨安健洋の試合後の行動に反響【写真:Getty Images】

冨安の粋な行動に女性ファン絶叫

 イングランド1部の名門アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋が、フル出場した現地時間12月15日のプレミアリーグ第17節ウェストハム戦(2-0)後に女性ファンへユニフォームを手渡した行動が反響を呼んでいる。

 英メディア「HITC」では、フル出場した冨安がウェストハム戦を2-0の勝利で終えたあと、ゴール裏に駆け寄った一連の行動について「彼は90分間を走り終えてなお、広告看板を飛び越えて彼のサポーターへ駆け寄る元気があった。そして、ユニフォームを受け取った彼女は、応援が認められて最高の笑顔を見せている」とレポートした。

 記事では、この行動に対するネット上の反応に触れ、「オーマイゴッド! 彼女の笑顔を見てみろよ」「こうやって選手とファンがつながる瞬間を見るのは最高」「今までの右サイドバックに比べて、なんていうアップグレードだ」という多くの反応に加え、「彼の銅像を建てよう」「すでにレジェンドだ」というコメントも紹介している。

 また、記事では冨安がアーセナルでファンの気持ちを掴んでいる要因や、チーム内で重要度を高めていることもレポートしている。

「アーセナルは必ずしも守備が堅いとは言えず、右サイドバックは以前から問題のあるポジションだった。しかし、この日本代表選手はイングランドのサッカーに完璧に適応し、すでにミケル・アルテタ率いるチームのチームシートの最初の1人に名を連ねている。彼は非常に堅実なディフェンダーであり、また、そのハードワークの意欲も印象的だ。冨安は今後数年間、アーセナルで重要な役割を果たすことになりそうだ」

 守備の国とも呼ばれるイタリア1部ボローニャでも守備力を高く評価され、今季からイングランドへと活躍の場を移した冨安だが、現在の世界最高峰と呼ばれるリーグの名門でも高い評価を勝ち取っている。

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