クラブ公式が映像公開、冨安の行動にファンも反応「俺たちのサムライだ」

　アーセナルの日本代表DF冨安健洋は現地時間12月15日のプレミアリーグ第17節ウェストハム戦に右サイドバックとしてフル出場し、2-0の勝利に貢献した。クラブ公式SNSでは、冨安がスタンドの女性ファンにユニフォームを手渡して大興奮の様子を公開し、「俺たちのサムライだ」「彼女は幸運だ」と注目が集まっている。

　試合は後半3分、スタメン出場のFWガブリエウ・マルティネッリのゴールで先制。同42分には冨安のボール奪取を起点にカウンターを発動し、MFエミール・スミス・ロウが左足のシュートで追加点を奪った。

　冨安は安定した守備に加え、攻撃面でも質の高いパフォーマンスを披露。アーセナル公式インスタグラムは「Tomi（握手の絵文字）The fans」と記して1本の動画をアップした。

　試合直後、ユニフォームを脱いでスタンドに近づく冨安。その先には女性のアーセナルファンがおり、ユニフォームを直接手渡されると「キャー！」と大絶叫。飛び跳ねるようにして喜び、「サンキュー！サンキュー！」と声を張り上げた。

　ファンから「俺たちのサムライだ」「美しい光景」などの声が上がった一方、ユニフォームをもらった女性に「ラッキーガール」「冨安の虜に」「この女性は幸運だ」などのコメントも寄せられている。

　名門アーセナルでスタメンの座を確保し、ファンからも認められる存在となった日本代表DFの行動に反響が広がっていた。