伊紙が新生ミランの基本布陣を4-2-3-1と予想 本田はトップ下“落第”で「補強が必要」
モンテッラ新監督は近年4バックがベースと指摘 現有戦力にトップ下の適任者は…
ヴィンチェンツォ・モンテッラ新監督の下でACミランはどのようなチームになるのか。移籍市場での動きもまだこれからという段階だが、イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は、すでにその予想を報じている。そして、「モンテッラがやりたいことを実現するには、トップ下にスペシャルな選手の補強が必要だ」と、現在のチームに在籍するトップ下候補全員を落第点とした。
「ガゼッタ」紙は、「移籍市場での動きを前に予想は難しい」という前提を提示した上で、新チームのシステムは4-2-3-1が濃厚だとした。それは、モンテッラ氏が3バックと4バックを併用する指揮官でありながらも、近年は4バックを基本に戦っていることと、ミランには3バックの経験がある選手が少ないことを根拠にしている。
そして、中盤から前線にかけてのメンバーについて、トップ下がネックになるとしている。
「ダブルボランチはモントリーボとクツカになる。左にはボナベントゥーラが入るだろう。右は本田とスソの争いだ。1トップはバッカがファーストチョイスで、移籍したとすれば(新加入の)ラパドゥーラになる。どちらにせよ、モンテッラがやりたいことを実現するには、トップ下にスペシャルな選手の補強が必要だ。チームに創造性を加え、アシストもゴールもできる存在を移籍市場で見つけなければいけない」
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