移籍金109億円でリバプール、PSG!? セリエA最多得点記録のイグアインがナポリ退団を強行宣言

ナポリはクラブ批判の選手に厳しく対応

 そのほかにも、元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが退団したパリ・サンジェルマン(PSG)、同じアルゼンチン人のディエゴ・シメオネ監督が率いるアトレチコ・マドリード、ユベントス時代からイグアインを高く評価していたアントニオ・コンテ監督が就任するチェルシー行きの可能性が浮上している。

 だが、2018年6月まで契約が残るイグアインに設定された移籍金が、大きな障害になりそうだ。その金額は9473万6000ユーロ(約109億円)。英国のEU離脱でポンド安になったことが、イグアインの動きに影響を与える可能性がある。

 ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニをPSGに放出した時のように、クラブ批判を行った選手には厳しい対応を取ることで知られる。高額な移籍金設定にもかかわらず、契約を2年残した状態で退団希望を表明したイグアインが、争奪戦の主人公になりそうだ。

【了】

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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