レアル、ハーランド争奪戦から撤退へ 「オークションに参加する意思はない」と現地報道
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ハーランド獲得を巡って4クラブが候補に浮上
ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドは今季終了後のビッグクラブ移籍が取り沙汰されている。移籍先の候補クラブの1つとしてレアル・マドリードの名前が挙がっているが、スペイン紙「マルカ」によれば同クラブは争奪戦には参加することを望んでいないという。
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ハーランドはドルトムントと2024年まで契約を結んでいるものの、今季終了後の移籍が浮上している。先日、代理人のミノ・ライオラ氏はドイツメディアのインタビューで来夏の移籍の可能性が高いことを示唆し、レアル、バルセロナ、バイエルン・ミュンヘン、マンチェスター・シティの4クラブを移籍先の候補として挙げていた。
レアルは以前からハーランドへの関心が伝えられていたものの、どうやら争奪戦からは撤退する模様だ。マルカ紙は“白い巨人”は「ドルトムントのストライカーのオークションに参加する意思はない」と断言している。
「バルセロナのジョアン・ラポルタ会長は先日、ライオラとあったが、ロス・ブランコス(レアル)の関係者はあの有名な代理人と会っていない。レアル・マドリードはハーランドの動向を単なる観客として見ている。彼との契約に関心は持っているが、パブリックオークションに参加することは望んでいない」
レアルは来夏にパリ・サンジェルマン(PSG)のキリアン・ムバッペの獲得が確実視されている。カリム・ベンゼマ、ヴィニシウス・ジュニオール、ロドリゴ・ゴエス、マルコ・アセンシオらに、このフランス代表FWを加えることで十分に強力なスカッドとなることから、さらなるスターの補強を必要とはしていないと指摘されている。また、クラブは財政的な問題により、シティやPSGとの金銭面での競争は難しいことは理解しているという。
(FOOTBALL ZONE編集部)