フットサル日本代表、木暮監督体制の初合宿で紅白戦 攻撃から基盤作りで新章スタート
木暮監督は合宿に満足感「各選手の得意なものをどう出していくか」
3日間のトレーニングを終え、木暮監督は「チームを構築していく手法として、多くの監督は守備からだが、自分は攻撃から作ります。それはスタイルの違いだと思う」と話し、直近の目標がアジア選手権予選となるチームだからこそ、攻撃から基盤を作っていくことに意味があると説明した。
そして、合宿に対する満足感を口にするとともに、「クラブで見せている各選手の得意なものをどう出していくか。個人個人、ポジションごとに、タスクを話してきました。自分が思うシステムが、ピヴォがいる3-1であっても、ピヴォがいない4-0であっても、関係ない代表チームを作ろうと思っています。3-1だから、こう。4-1だから、こう、ではなく、そこは配置ではなく、どう機能させていくか。1人1人のいいところをどう流動的に機能させて、いい連係を取るかを考えている」と、今後のチーム作りについても言及した。
木暮監督の率いるフットサル日本代表の活動は、2021年はこの活動が最後となるが、12月末には、U-20フットサル日本代表の活動もスタートするという。このチームの監督も兼任する木暮監督の体制で、いよいよフットサル日本代表が新たな章に突入した。
(Futsal X・河合拓 / Taku Kawai)
page1 page2
Futsal X
2016年にオープンしたフットサル専門サイト。日本代表・Fリーグ・女子・海外情報など、カテゴリーを問わずフットサル情報を掲載。
http://www.futsalx.com