コパ決勝でメッシと対峙したチリ代表GK バルサ同僚の代表引退宣言に「尊重し理解すべき」
皮肉な役回りとなった守護神ブラーボ
チリ代表のキャプテンでバルセロナGKクラウディオ・ブラーボが、クラブの同僚であるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの代表引退発表に「理解しなければいけない」と語り、エースの苦渋の決断を汲み取っている。スペイン地元紙「マルカ」が報じている。
コパ・アメリカ・センテナリオ(南米選手権)決勝で激突し、PK戦の死闘を制したブラーボは皮肉な役回りとなった。スコアレスで突入したPK戦でメッシと対峙。世界最高の名手がゴールバーの遥か上にシュートミスするのを見送った。
「彼は世界最高の選手だと思う。史上最高の選手だ。みんな彼の決断を享受し、尊重し、理解しなければいけない」
ブラーボはこう語った。2015年南米選手権チリ大会から2大会連続で優勝に貢献。決勝の舞台でA代表初のメジャータイトルを狙うメッシの野望を阻み続けてきた。バルサで栄冠を欲しいままにするメッシだが、アルゼンチン代表ではU-23代表の一員として臨んだ2008年北京五輪金メダル以外のタイトルに見放されている。
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