悪夢のEURO16強敗退のイングランド代表14選手を英メディアが酷評 「最悪の夜」「代表の格なし」

前線はホジソン監督の起用ミスも指摘

 エースFWハリー・ケイン(トットナム)は「完全なる悪夢。後半にヘディングでの決定機を外した。この大会のレベルでは、最悪のFKとセットプレーを蹴り続けた」と酷評している。

 FWダニエル・スターリッジ(リバプール)は「序盤は3トップの右で奮闘していたが、そこのポジションでは完全なる無駄遣いだった。他の選手同様に消えていった」とロイ・ホジソン監督の起用ミスと指摘している。

 途中出場のMFジャック・ウィルシャー(アーセナル)については、「この大会に出るに相応しいコンディションに全くない。彼の痕跡を試合で残せなかった」とバッサリ。アーセナルでは今季足首の骨折の影響でわずか3試合出場だった“ガラスの天才”の選出を、そもそも疑問視していた。

 FWジェイミー・ヴァーディ(レスター・シティ)は「すごいスピードとエネルギーを見せたが、すでに試合の流れは決まっていた」と評価。ラッシュフォードは「彼の走りと努力でイングランドのマン・オブ・ザ・マッチの候補者になりそうだった。わずか4分間だが」と指摘し、他の選手の不甲斐なさを際立たせた格好だ。

 参加チームで最も豪華なストライカー陣を擁するなど躍進が期待されたイングランドだが、よもやのアイスランドに足をすくわれベスト16で敗退。国民投票で欧州連合(EU)離脱が決するなど、世界中に衝撃を与えた英国の4協会でリーダー格のイングランドだが、4年に一度の祭典で不甲斐なさだけを残してしまった。

【了】

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page1 page2 page3

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング