悪夢のEURO16強敗退のイングランド代表14選手を英メディアが酷評 「最悪の夜」「代表の格なし」

「BBC」がアイスランド戦を採点 出場時間の短いラッシュフォード以外に怒りの4点

 イングランド代表は欧州選手権(EURO)フランス大会の16強で、伏兵アイスランドに1-2でまさかの敗戦を喫した。英公共放送「BBC」では、屈辱を味わったチームを採点し、全員に落第点を与えた。「完全なる悪夢」「とんでもない大会」「代表選手の格なし」などと酷評のオンパレードで、不発のチームを一刀両断にしている。

 出場選手はプレー時間の短さから評価なしになったマンチェスター・ユナイテッドFWマーカス・ラッシュフォード以外は、全員が落第点の「4点」で並んだ。そして各選手の寸評では、滅多斬りにされている。

 2失点のGKジョー・ハート(マンチェスター・シティ)は、「アイスランドの決勝点でのエラーで総括できるように、とんでもない大会だった。キックオフ前のトンネルでまたもオーバーヒート。好セーブも何回か見せたが、致命傷となった」と酷評された。セービングミスに加えて、試合開始前からアドレナリンが高まりすぎてしまい、平常心を失っていたと断罪されている。

 右サイドバックのDFカイル・ウォーカー(トットナム)は「いい大会だったが、彼の最悪の夜がやってきた。先発に戻ったが、1失点目の場面で(得点者のシグルズソンのマークを外す)失態を犯し、攻撃でもポジショニングのミスで台無しにした」と一刀両断。左サイドバックのDFダニー・ローズ(トットナム)は「運動量に不足なし。だが、代表選手の格がいまだにない」と身も蓋もない批判を受けている。

 センターバックの2人も、DFクリス・スモーリング(マンチェスター・ユナイテッド)は「アイスランド攻撃陣のフィジカル的なプレッシャーの前に不安定さを露呈した。全く落ち着きなし」と最終ラインのリーダーとして失格の烙印。相棒のDFギャリー・ケイヒル(チェルシー)は「スモーリングや他のイングランド選手と同じ。ナーバス、落ち着きなし、貧弱」と三段活用で痛烈なダメ出しをしている。

 

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