「どこに行くべきか明確な考えがある」 ハーランド代理人が“大きな決断”の可能性を示唆
敏腕代理人ライオラ氏はバイエルン、レアル、バルサ、シティを候補に挙げる
ドイツ1部ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドは、代理人を務めるミノ・ライオラ氏はドイツ放送局「SPORT1」で、バイエルン・ミュンヘン、レアル・マドリード、FCバルセロナ、マンチェスター・シティの4クラブを移籍先の候補として明言した。スペイン紙「マルカ」は、「ハーランドの大きな決断:名声か金か」と伝えている。
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オーストリア1部レッドブル・ザルツブルク時代には日本代表MF南野拓実(リバプール)ともチームメイトだったハーランドは、2020年1月の移籍市場でドルトムントへ移籍。ドイツへ渡ってからもゴールを量産しており、さらなるステップアップは確実と見られている。レアルが本命という噂もある一方で、イングランドやドイツ国内での移籍の可能性も捨てきれない。
代理人のライオラ氏は「SPORT1」のインタビューで、「彼はバイエルン、レアル、バルセロナ、(マンチェスター・)シティ、これらのビッグクラブの行くことができるだろう」と言及。さらに、「我々は2年間考えてきた。ハーランドがどこに行くべきか、明確な考えがある」とも述べている。
また、「マルカ」紙は「チェルシーとパリ・サンジェルマンは獲得に関心があるかもしれないが、ライオラはクライアントがサインする可能性のリストに含めなかった。レアルはハーランドとの契約に膨大な金額をつぎ込むことを厭わない構えの一方、(現所属の)ドルトムントも大幅な年俸アップを考えている」と触れている。
ハーランド側も、移籍金と年俸で5年総額4億ユーロ(約513億円)を費やすクラブが多くないことは認識しているという。2022年夏の移籍市場における主役の1人は、どのような決断を下すのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)