【サッカー界の反響シーン2021】東京五輪で着用したスウェーデン女子代表のユニフォームに脚光

　2021年のサッカー界も、数々の出来事が起こった。ピッチ上で見られた粋な計らい、ファンへの神対応など、記憶に残る反響シーンを振り返る。今回は、東京五輪で「ユニクロ」製のユニフォームに身を包んだスウェーデン女子代表FWの姿をクローズアップする。

　東京五輪に出場したスウェーデン女子代表は、福岡市で事前キャンプを実施。3大会連続出場となるFWコソヴァレ・アスラニが自身の公式インスタグラムを更新し、大会で着用する「ユニクロ」製のユニフォームに身を包んだ写真を投稿した。太陽の光を浴びるユニフォームは、通常のスウェーデン代表のものより鮮やかな色となっているように見える。ファンから「ゴージャス」「美しい」「素晴らしい」といった声が上がっていた。

　スウェーデン代表はアディダスがサプライヤーを務めており、男子の欧州選手権（EURO）でも同メーカーのユニフォームを着用。東京五輪では、スウェーデンオリンピック・パラリンピックチームのメインパートナー兼オフィシャル・クロージング・パートナーとなっている日本のブランド「ユニクロ」が、同国選手団の公式ウェアを提供。そのためサッカーのスウェーデン女子代表も、「ユニクロ」製のユニフォームを着て戦った。

　東京五輪の準々決勝でスウェーデンが日本に3-1と勝利し、なでしこジャパン（日本女子代表）の金メダルの夢を打ち砕いた。そのまま決勝まで勝ち上がり、PK戦の末惜しくも銀メダルに終わったものの、スウェーデン女子の戦いぶりは大会を鮮やかに彩った。