「ランパードが似たストーリー」 名将クロップ、ジェラードの将来的なリバプール監督就任を確信
リバプールのレジェンドであるジェラード監督は11日にアンフィールドに“凱旋”
イングランド1部リバプールのユルゲン・クロップ監督が、現アストン・ビラのスティーブン・ジェラード監督は将来的に“間違いなく”リバプールの指揮官を務めることになると語った。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
ジェラード監督は2016年に米MLS(メジャーリーグサッカー)のLAギャラクシーで現役を引退。古巣リバプールのアカデミーコーチを経て、18年にスコットランド1部の名門レンジャーズで監督デビューを飾り、昨シーズンはクラブに10年ぶりのリーグタイトルをもたらした。そして今年11月、成績不振で解任されたディーン・スミス前監督の後任として、アストン・ビラの新指揮官に就任。初陣のブライトン戦(2-0)で勝利するなど、ここまで4試合で3勝1敗とチームを立て直している。
そして、ジェラード監督は現地時間12月11日に行われるプレミアリーグ第16節でアンフィールドに敵将として初めて乗り込み、リバプールと対戦する。このエモーショナルな一戦の前日会見で、クロップ監督は41歳のレジェンドはいずれリバプールに戻ってくるだろうと語った。
「(ジェラードは将来的にリバプールの監督になる?)ああ、間違いなくそうなると思うよ。問題はそのタイミングがいつになるか、ということだけだろうね。チェルシーでのフランク(・ランパード)が似たようなストーリーだった」
クロップ監督は「リバプールの監督になるために何をすればいいのかは私には分からない」としつつも、「スティービー(ジェラード)がこれまでにやってきたことはすべて素晴らしく、いい方向に進んでいる」と指揮官としての手腕に太鼓判を押している。
リバプールファンが望むジェラード監督のリバプール復帰だが、クロップ監督もその日が来ることを確信しているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)