マンUラングニック監督、去就注目のポグバに言及「残留するように説得すべきとは思わない」
ポグバは負傷離脱中でラングニック監督の元でまだプレーせず
イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドのラルフ・ラングニック暫定監督が、今季限りで契約満了を迎えるフランス代表MFポール・ポグバの去就について言及した。ドイツ人指揮官はポグバにユナイテッドでプレーする希望がなければ、残留を説得することはないと語っている。英公共放送「BBC」が報じた。
ポグバは2016年にイタリア1部ユベントスから当時の史上最高額となる8900万ポンド(約134億円)でユナイテッドに加入。チームの中心選手として活躍してきた。現在負傷により戦線離脱中で、ラングニック暫定監督の下ではまだプレーしていない。
今季限りで契約が切れることからポグバには退団の噂も絶えないが、ラングニック暫定監督は「彼は重要な選手になる可能性がある」としたうえで、来季以降の去就については本人の意志次第であることを強調。「私の唯一の関心事は、どのように彼をチームにフィットさせるか」と語り、指揮官自らポグバの去就に働きかけることはしないと明言した。
「彼をチームにとどめる価値がないとは言わない。しかし、選手はクラブのために残ってプレーしたいと思う必要があるだろう。もし選手が、マンチェスター・ユナイテッドのようなクラブでプレーすることを望んでいないのであれば、長期的に見ても、その考えを変えるように説得することには意味があるとは思えない。このような大きなクラブで、素晴らしいサポートも受けている。そのような状況で、選手に残留するように説得すべきだとは思わない」
ポグバについてはスペイン1部レアル・マドリードやフランス1部パリ・サンジェルマン、古巣ユベントスなどが獲得に興味を持っていると再三報じられている。28歳のMFがどのような決断を下すのか注目だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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