アーセナル冨安、プレミア“バーゲン価格”11人に英選出 「移籍金以上の価値がある」
今夏移籍市場でアーセナルへ加入、移籍金以上の活躍を披露していると現地メディア指摘
アーセナルの日本代表DF冨安健洋は今夏の移籍市場でイタリアのボローニャからイングランドの名門アーセナルに移籍金1700万ポンド(約25億5000万円)で加入。デビュー戦から12試合連続スタメン出場を続けるなどレギュラーに定着した。英国メディア「Planet Football」では今夏に最もバーゲン価格だった選手の1人に選出されている。
ベルギーリーグやセリエAの舞台で活躍してきた冨安だが、これまでイングランドではほぼ無名に近い存在だった。加入当初はメディアやファンの間でも懐疑的な見方がされていたようだが、プレミアリーグ第4節ノリッジ戦(1-0)でのデビューで鮮烈なインパクトを残し、右サイドバックのファーストチョイスに定着した。
冨安は「2021年夏の移籍ウィンドウで最もバーゲンだったPL(プレミアリーグ)の選手11人」の内の1人にピックアップされ、次のような評価を受けている。
「ここまでの活躍で、彼は移籍金に見合う、あるいはそれ以上の価値があるように見える。アーセナルのバックラインを補強し、チームが精彩を欠いてきた時期でもソリッドなパフォーマンスだった」
今季のアーセナルは開幕3試合で0得点9失点と攻守ともに悲惨な内容だったが、冨安やGKアーロン・ラムズデールがスタメンに定着した第4節ノリッジ戦での勝利を皮切りに復調し、8戦無敗(6勝2分)と快進撃を続けた。その立役者の1人である日本代表DFは移籍金以上の活躍を披露していると絶賛された。
この特集では冨安のほか、以下の10選手が名を連ねている。
■FW
マクスウェル・コルネ(リヨン→バーンリー/1290万ポンド)
ファン・ヒチャン(RBライプツィヒ→ウォルバーハンプトン/期限付き移籍)
ジョシュア・キング(エバートン→ワトフォード/フリー)
エマヌエル・デニス(クラブ・ブルージュ→ワトフォード/300万ポンド)
デマライ・グレイ(レバークーゼン→エバートン/170万ポンド)
■MF
アンドロス・タウンゼント(クリスタル・パレス→エバートン/フリー)
クリストフェル・アイエル(セルティック→ブレントフォード/1350万ポンド)
■DF
マルク・ククレジャ(ヘタフェ→ブライトン/1540万ポンド)
マーク・グエーイ(チェルシー→クリスタル・パレス/1800万ポンド)
ヴァレンティノ・リブラメント(チェルシー→サウサンプトン/500万ポンド)
(FOOTBALL ZONE編集部)