FC東京、新潟退任のアルベル監督が新指揮官に就任 「FC東京がこの国を代表する存在になれるよう日々精進することを誓います」
今季は新潟でJ2リーグ6位でフィニッシュ
FC東京は12月10日、2022年シーズンの監督に今季J2アルビレックス新潟を率いていたアルベル・プッチ・オルトネダ氏が就任することを発表した。
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FC東京は11月6日、敵地でのJ1リーグ第35節で横浜F・マリノスに0-8と大敗。クラブのワースト失点記録を14年ぶりに更新する形になり、翌7日に指揮を執っていた長谷川健太監督の辞任が決定した。
その後、森下申一GKコーチが2021年シーズン終了まで指揮を執っていたが、今季J2新潟で6位の成績を残したスペイン人のアルベル監督が来季の新指揮官に就任した。
アルベル新監督のコメントは以下のとおり。
「FC東京ファミリーのみなさん、はじめまして。アルベルト・プッチ・オルトネダです。このたび、FC東京ファミリーの一員に加わることができることを心から嬉しく思っています。この偉大なクラブで来シーズンからスタートするエキサイティングなプロジェクトに監督として携われることは、私にとって大変光栄なことです。
このプロジェクトにはスポーツ、ソーシャル、ヒューマンなど、様々な側面があると私は認識しています。
スポーツの側面においては、ボールを愛する攻撃的なスタイルの構築をめざします。常に我々が試合の主役であることをめざすスタイル、そしてボールとともに攻撃と守備を同時におこなうスタイルを追求していきます。
ソーシャルの側面では、ファン・サポーターのみなさん、クラブスポンサーのみなさん、そしてクラブにかかわるすべての人がひとつの目標に向かって一致団結することをめざします。それはまさしく強い絆で結ばれた大家族のような集団です。
ヒューマンの側面では、リスペクト・謙虚・努力・献身など人生における大切な価値観を社会に伝え続ける役割を担うことをめざします。
FC東京というクラブは、世界中の人々がリスペクトしている日本という偉大な国の首都の名を冠しています。 このクラブ名が示すように、FC東京がこの国を代表する存在になれるようパッションとエネルギーとともに日々精進することを誓います。
どのようなプロジェクトにおいても、時間と忍耐が必要不可欠です。簡単に成功につながる道などありません。唯一存在する成功への道は、仕事と努力の道です。そして最も大切なのは、勇気を出して最初の一歩を踏み出し歩み始めることです。千里の道も一歩から。まさしく今日、我々は最初の一歩を踏み出したと言えるでしょう。
みなさんにお会いできる日を楽しみにしています!」
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(FOOTBALL ZONE編集部)