セルティック古橋、負傷交代でポステコグルー監督も状態を懸念 「あまり良くない」
ELベティス戦で緊急出場するも、負傷により後半途中で交代
スコットランド1部セルティックの日本代表FW古橋亨梧は、現地時間12月9日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)レアル・ベティス戦(3-2)でベンチスタートだったが、前半28分にFWアルビアン・アイェティの負傷を受けて投入されたが、自身も負傷によって後半途中に交代を余儀なくされた。
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セルティックは前節の時点ですでに敗退が決まっているなかで、古橋をはじめ主力選手をターンオーバーして試合に臨んだ。前半3分に先制するなど幸先のいいスタートだったが、アイェティ、古橋と2人のFWが立て続けに負傷するアクシデントに見舞われた。試合は3-2で勝利したものの、大きな傷跡を残す結果となった。
古橋と好連携を見せるポルトガル人FWジョタも、12月2日のリーグ第16節ハーツ戦(1-0)で負傷して戦線離脱中。英紙「デイリー・レコード」は「古橋亨梧が負傷者リストに加わったことでセルティックは大きな衝撃を受けている」と、今季24試合で14得点を決めているエースの手痛い離脱について報じた。負傷の程度は今後の検査で判明するようだが、セルティックを率いるアンジェ・ポステコグルー監督は「あまり良くない」と状態を案じている。
そして、ポステコグルー監督は「我々には何人かの怪我人がいるが、公平のために言うとプレーしている試合数が途方もなく多い」と試合数の多さ、過酷なスケジュールに苦言を呈している。
今後も現地時間12日にリーグ第18節マザーウェル、15日に第19節ロス・カウンティ戦、さらに19日にはリーグカップ決勝のハイバーニアン戦が控えるなど過密日程は続く。指揮官は「今のところ、それに対応できるだけのスカッドはない」と戦力面の不安を明かしていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)