大敗バルセロナMFをオランダ代表OBが酷評 「50キロのポテトを背負っているよう」
オランダ代表OBのフラール氏は他クラブへの移籍を薦める
FCバルセロナは現地時間12月8日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第6節のバイエルン戦に0-3で敗れ、グループステージ敗退となり、18シーズンぶりにUEFAヨーロッパリーグ(EL)を戦うこととなった。完敗したチームは批判を浴びているが、オランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングには母国オランダからも心配する声が上がっている。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じた。
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勝利すれば、2位でのグループステージ突破を決められたバルセロナだが、就任5試合目のシャビ・エルナンデス監督の率いるチームは前半に2失点。さらに後半にも1点を加えられ、敵地で完敗を喫した。試合後、シャビ監督は「これが私たちの現状。誇りを持って立ち向かう必要がある。今日から新しい時代、新しい日々が始まる」と前を向いたが、バルセロナを心配する声は多い。
オランダでは、元オランダ代表FWディルク・カウト氏と同DFヤン・フラール氏が、MFデ・ヨングを心配する声を上げている。
カウト氏は「バイエルン戦で、シュートを打つ機会すらなかった。彼は欧州でもトップレベルの素晴らしい選手であり続けるのだから、そうしたシーンが見たかった。大胆さが必要だし、それができるとしたらフレンキー・デ・ヨングだ。彼は流れを変えようとしていたが、得点を奪うためのポジションを探していなかった」と、自身の見解を語った。
それに同調する形で、痛烈に批判したのがフラール氏だ。「今のデ・ヨングは、50キロのポテトを背負ってプレーしているように見える。彼が何をもたらせるかは、知られているはずだ。しかし、今のチームではそれを出せない。完全に居場所を間違えている。他クラブへ移籍するべきか? フレンキーは、バイエルンのようなクラブへ行けば、全く違うプレーを見せるだろうね」と、不調の原因が彼個人だけではなく、バルセロナにもあるとした。
子供の頃から憧れていたクラブでプレーする24歳のデ・ヨング。CL敗退となり、ELを戦うこととなった名門で、輝きを取り戻すことはできるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)