ミランMFは「失敗者」 英メディアが酷評の理由は南野拓実「手玉に取られた」
リバプールの3選手を「成功者」、ミランの2選手を「失敗者」と英メディア評価
リバプールは現地時間12月7日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ最終節でACミランと対戦し、2-1の逆転勝利を収めた。英スポーツメディア「Sportskeeda」は、この一戦における「成功者」と「失敗者」を取り上げ、間接的にリバプールの日本代表MF南野拓実への評価も記している。
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すでにグループBの首位通過を決めていたリバプールは、多くの選手を入れ替えてミラン戦に臨んだ。前半29分にCKから先制を許したが、同36分にエジプト代表FWモハメド・サラーのゴールで追いつくと、後半10分にもベルギー代表FWディボック・オリギのゴールで逆転。この結果、イングランド勢として初のグループステージ6連勝を飾った。
成功者として挙げられた最初の選手は、サラーだ。ゴールを連発しているエジプト人アタッカーについて、「人生で最高の状態」「ウイングは3本のキーパスを通しており、彼が最後までピッチに立っていたら、さらにゴールやアシストを記録していただろう」と評価した。この試合、後半途中にベンチに退いたが、今グループステージで7得点を挙げており、これはリバプールのグループステージにおける新記録だという。
また、スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチを封じたリバプールのフランス人DFイブラヒマ・コナテ、中盤で躍動したイングランド代表MFアレックス・オクスレード=チェンバレンも、この試合での成功者に挙げられている。
一方、「失敗者」にはミランの2選手が入った。1人目はコートジボワール代表MFフランク・ケシエ、そして2人目はイングランド代表DFフィカヨ・トモリだ。後者は先制ゴールを決めたが、「後半の酷いミスによって、自身の功績に冷や水を浴びせ、リバプールに勝利を与えた」と、オリギのゴールにつながったボールロストを指摘された。
ケシエについては、2つの決定機を逃したことが最大の要因とされているが、寸評の中には、「ケシエが『失敗者』に挙がることは珍しい。彼は昨年から素晴らしい働きを見せている。しかし、この試合でコートジボワール代表MFは、リバプールの控え選手たちに手玉に取られた。特に南野拓実に」と、南野の活躍ぶりが間接的に記されている。
この試合でミランはCL敗退。一方、全勝で決勝トーナメント進出を決めたリバプールは、どこまで勝ち進むことができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)