「これぞ五輪」 ドイツ代表、“さよなら日本”の粋な感謝イラストに反響【名シーン2021】
【サッカー界の名シーン2021】ドイツ代表の東京五輪での粋な行動に感動の声
2021年のサッカー界も、数々の出来事が起こった。ピッチ上で見られた粋な計らい、ファンへの神対応など、記憶に残る反響シーンを振り返る。今回は、東京五輪に参戦したドイツ代表の日本への“感謝のイラスト”をピックアップする。
ドイツは東京五輪に向けて万全の態勢を整えられず、所属クラブや選手から招集を拒まれたこともあり登録メンバー数(22名)を満たせず、その影響もあってか、グループリーグ初戦でブラジルに2-4で敗戦。その後のサウジアラビア戦(3-2)、コートジボワール戦(1-1)の2試合を1勝1分で乗り切ったものの、グループ3位となり敗退が決まった。
コートジボワール戦翌日、ドイツ代表の公式インスタグラムには長文のメッセージが綴られ、文面の最後に日本語で「温かいおもてなしをありがとうございました!さようなら!」と、開催国の日本に対する感謝の思いが綴られていた。これに多くの日本のファンからコメントが寄せられていたが、ドイツ代表は改めて公式ツイッターとインスタグラムを更新。そこには渋谷のスクランブル交差点と見られる場所に、ドイツ代表のメンバーが並ぶイラストが描かれ、日本語で「さよなら日本」とのメッセージが添えられていた。
この投稿も大きな反響を呼び、日本のファンも「日本に来てくれてありがとう!」「かっこいい」「これぞオリンピック」「とても粋ですね」「こういうグラフィック素敵」と反応していた。
東京五輪で思うような結果を出せなかったドイツだが、開催国への敬意を示す姿は多くの感動を呼んだ。
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