ニュージーランド代表、日本への感謝を込めた”美しい別れ”に「泣ける」の声【名シーン2021】
【サッカー界の名シーン2021】NZ代表の東京五輪での粋な行動に世界感動
2021年のサッカー界も、数々の出来事が起こった。ピッチ上で見られた粋な計らい、ファンへの神対応など、記憶に残る反響シーンを振り返る。今回は、東京五輪でベスト8のニュージーランド代表が帰国の際に見せた、日本人スタッフとの心温まる交流をピックアップ。その紳士たる対応は、大会期間中に何度も称賛された。
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ニュージーランドは今夏に行われた東京五輪で初の決勝トーナメント進出を果たし、7月31日の準々決勝で開催国の日本と対戦。手堅い守りでゴールを許さず、0-0のままPK戦へと持ち込んだものの、2人のキッカーが失敗したのが響き、2-4で惜しくも準決勝進出を逃した。
激闘から一夜明け、試合後のロッカールームに置かれたホワイトボードに、英語と日本語で日本への感謝とエールを記していたことが、日本のDF中山雄太(ズウォレ)のSNS投稿により判明。その振る舞いにネット上で賛辞が寄せられるなど大きな話題となったなか、ニュージーランド代表の公式ツイッターに投稿された1本の動画も注目を浴びた。
「Thank you Kashima and @Tokyo2020(ありがとう鹿嶋&東京2020)」
その投稿には、バスで滞在地を後にするシーンが収録。車窓からはホテルのスタッフたちがニュージーランド国旗を掲げながら見送る姿が映っており、短い滞在期間ながら、日本人スタッフたちと選手団が温かな交流を図っていたことが窺えるようなワンシーンとして、ファンからは「涙出た」「美しくて本当好き」「これは涙…来てくれてありがとう」「感動をありがとう」「なんか泣けちゃう」「素晴らしい」「あったかいなぁ」などと熱視線が注がれた。
熱いプレーぶりと粋な行動、ニュージーランドは東京五輪男子サッカーにおける“影のMVP”だったと言っても過言ではないだろう。