「しっかりした準備をしてもらいたい」 反町技術委員長が明かす1か月前のメンバー発表の“意図”

反町康治技術委員長【写真:©JFA】
反町康治技術委員長【写真:©JFA】

選手の海外移籍を含めて、国内組の追加招集も視野

 日本サッカー協会(JFA)は12月7日、来年1月21日に埼玉スタジアムで開催される、キリンチャレンジカップ・ウズベキスタン戦の日本代表メンバー22名を発表した。ゲームから1か月以上前の発表に関して、反町康治技術委員長は「しっかりした準備をしてもらいたい」と意図を語っている。

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 日本は2022年に1月21日のキリンチャレンジカップ・ウズベキスタン戦を経て、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の中国戦、サウジアラビア戦とホームでの戦いに臨む。

 ウズベキスタン戦に関しては国際Aマッチデー外のため、国内組でメンバーを構成。長友佑都(FC東京)、酒井宏樹(浦和レッズ)、大迫勇也(ヴィッセル神戸)ら常連組のほか、瀬古歩夢と西尾隆矢のセレッソ大阪の若手DF、小柏剛(北海道コンサドーレ札幌)、荒木遼太郎(鹿島アントラーズ)の4人が初選出となった。

 Jリーグはシーズンの戦いを終え、オフや来季に向けた準備をする段階。ゲームから1カ月以上前の発表について、反町技術委員長はその意図を明かした。

「海外に移籍する選手は公式に発表されたあとに、ほかの国内組を追加招集する場合もある。それをフレキシブルにやりたい。天皇杯の準決勝(12月12日)や決勝(同19日)で何か起きた時にも臨機応変にしないといけない。発表を早くしたのは、天皇杯以外のクラブはオフ期間に入るので、しっかりした準備をしてもらいたいということです」

 また、現在は新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の猛威が懸念される状況。反町技術委員長は「当然ながら、政府の方針に従うのは間違いない。今後の動向を見たなかで準備しないといけない。ピッチで、お客さんがいる中でやりたいのは間違いない。状況を見て臨機応変にやりたい。今の状況なら良い方向に向かってくれるんじゃないかと、願望も含めてぜひウズベキスタン戦をやりたい」と語っている。

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