イニエスタの衰えを指摘したミラン黄金期の司令塔 EURO16強でのイタリア勝利を断言
元イタリア代表MFのアルベルティーニ氏が伊紙に語る
欧州選手権(EURO)フランス大会の16強で、イタリア代表はスペイン代表と激突することになった。3連覇を狙う無敵艦隊とは前回の2012年大会決勝のリマッチとなるが、かつてアッズーリの中盤に君臨したマエストロはイタリア代表が勝利すると断言。その理由の一つに、スペイン代表MFアンドレス・イニエスタの力の衰えを指摘している。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」のインタビューに語ったもの。
「スペインはスター選手が揃っているが、コンテ監督のイタリアは一丸に結束した集団だ。だから勝利できる」
こう語ったのは、元イタリア代表MFディミトリオ・アルベルティーニ氏。黄金時代のACミランで活躍し、代表では1994年と98年のW杯、96年と00年のEUROに出場。故チェーザレ・マルディーニ元イタリア代表監督に、「アルベルティーニがくしゃみをすれば、アッズーリが風邪を引く」と言わしめたほどのゲームメイクの達人だ。
「スペインは才能ある選手が豊富にいる。しかし、2008年や2012年と同じ状況にあるとは思えない。イタリアは相手に支配された時にこそ、結束できるチームだ」
圧倒的な支配力を誇る「ティキ・タカ」スタイルでゲームを支配するスペイン代表だが、イタリアは強固なディフェンスとハードワークで耐え抜くことができると予想している。
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