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村井Jチェアマン、選手&レフェリーへの敬意に感銘 「スポーツ文化が芽吹き始めた」
年間表彰式であるJリーグアウォーズに出席
Jリーグの村井満チェアマンは12月6日の年間表彰式であるJリーグアウォーズに出席し、「日本にスポーツ文化がJリーグから芽吹き始めていると感じられた」と話した。
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昨年から続く新型コロナウイルスの影響を大きく受けたなか、村井チェアマンは今季について「2021年シーズンは公式試合1122試合を全試合無事に行うことができた。そのうち98%が有観客試合になった。常にお客様とともに試合を行う覚悟で進めてきた。延べ500万人を超える方に来ていただいた。そして、1件もクラスター(集団感染)を出すことなくシーズンを終えることができた」と総括した。
村井チェアマンは「この2年間、どこかでもうダメかもしれないと思うこともあった」と話したものの、シーズン後半にはワクチン検査パッケージなども導入しながら、収容人員を増やしていく試みも行い、来季には観客数の制限を撤廃して行うことが目標とされている。そして「チームを越えて選手同士が難局を乗り越えようと鼓舞しながら、レフェリーや敵対するサポーター同士も協力して感染対策をしていただいた」と、感謝の言葉を述べていた。
また、4日にJ1、5日にJ2とJ3の最終節が行われたが、各会場でのことを踏まえて「引退する選手やレフェリーにリスペクトの激励があり、胸を締め付けられる思いになった。日本にスポーツ文化がJリーグから芽吹き始めていると感じられた」ともコメントした。
ここ2年間で多くの緊急対応にも迫られたJリーグだが、全試合を消化しながらの全日程終了には安どの思いがあったようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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