福岡のブラジル人助っ人「戻ってきたい」 来季Jリーグでのプレー希望を告白
ブラジル人MFカウエ、21年シーズンは「ポジティブ」と母国メディアで振り返る
アビスパ福岡は12月4日のJ1リーグ第38節でFC東京と対戦し、0-0で引き分けてシーズンを8位で終えた。ブラジル人MFカウエは今シーズン、ポルトガルのベレネンセスから福岡に加入し、12試合に出場して1得点を記録したなか、ブラジルメディア「TNT SPORTS BRAZIL」で、この1年を振り返っている。
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今シーズンのJ1は、川崎フロンターレが28勝8分2敗という圧倒的な強さを見せて、リーグ連覇を成し遂げた。その川崎が喫した2敗のうち、1敗を付けたのがJ2からの昇格組の福岡だ。8月25日に行われた第26節、福岡はMFジョルディ・クルークスのゴールによって1-0で破り、昨季から続いた無敗記録を42でストップさせている。
21年シーズンを振り返り、カウエは「素晴らしいシーズンを過ごせたことに疑いはない。昇格したばかりのクラブに寄せられる期待を越える結果を残したし、どんな相手とも対等に戦えた。僕たちは、タイトルを獲得したフロンターレにも勝ち、無敗記録を42で止めた。これが僕たちのチームの強さ、そして一年を通してベストを尽くせたことの証明になる」と、クラブの過去最高位となる8位で終えたシーズンを振り返った。
Jリーグではこれまで大宮アルディージャ、アルビレックス新潟でもプレー経験のあるカウエは、「個人的にも、ポジティブな1年だった。僕は大好きな日本に戻ることができたし、これからもここにいたいと思っている。リーグでも、カップ戦でも、チームを助けることができた。それは僕にとってとても大きいことだよ。今後も自分の仕事を続けたいし、2022年には、過去最高になって戻ってきたいね」と、日本愛、そして福岡への思いを語り、来季も福岡でプレーを続けたい考えを示している。
(FOOTBALL ZONE編集部)