「洗濯して飾ります」 勇退の村上審判員 槙野智章から受け取ったメッセージ入りシャツ公開
村上審判員が名古屋対浦和戦を担当、槙野の粋な行為に選手やファンも笑顔
今シーズン限りでトップリーグ担当審判員から勇退する村上伸次氏が自身のツイッターを更新。12月4日のJ1リーグ最終節、名古屋グランパス対浦和レッズ戦を担当したなか、浦和DF槙野智章から受け取った手書きメッセージ入りのシャツを公開し、感動が広がっている。
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村上主審が担当した名古屋対浦和の一戦は0-0で終わったなか、試合直後にピッチ上で両軍の選手たちが列を作って並び、村上審判員の勇退を受けて花道を用意。感激した様子で花道を歩く村上審判員を最後に待ち構えていた槙野は、おもむろにユニフォームを脱ぎ、「村上さんの笑顔が僕たちを気持ちよくプレーさせてくれました。最高のレフェリングをありがとう! おつかれ様でした。浦和レッズ槙野智章」と手書きで書かれたアンダーシャツ姿を披露した。
村上審判員は笑顔を見せつつ、ユーモアたっぷりにイエローカードを槙野に提示。ほっこりシーンに選手たちやファンから笑顔がこぼれた。村上審判員は自身のツイッターを更新し、「本日は寒い中ありがとうございました 名古屋浦和スタッフ選手の皆さん、そしてサポーターの皆さまの拍手はいつまでも忘れません。また胴上げや槙野さんのTシャツ感謝です。洗濯をして飾ります」と綴り、槙野から受け取ったメッセージ入りのシャツを公開している。
両軍の選手が集まって村上審判員を胴上げするシーンもあり、ファンから「槙野選手の粋な計らい、両チームによる胴上げ、どれも心温まるものばかり」「感動した」「洗って文字が滲んだりしませんように」などのコメントが次々寄せられていた。