勇退の村上審判員から勇退の“いえぽん”審判員へ 異例の感無量メッセージに大反響
J1リーグ最終節で村上審判員が名古屋対浦和、家本審判員が横浜FM対川崎を担当
今シーズン限りでトップリーグ担当審判員から勇退することを発表した村上伸次審判員と家本政明審判員。12月4日のJ1リーグ最終節でそれぞれ試合を担当したなか、村上審判員から“いえぽん”こと家本審判員へ、「一緒に吹くことができ感無量」と異例の感謝メッセージが送られている。
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家本審判員は11月1日、村上審判員は12月1日、それぞれ今シーズン限りでトップリーグ担当審判員から勇退すると発表。家本審判員は自身のツイッターで「皆さまのおかげで僕はサッカーの本質に気づき、自分を高め続けてこれました。そしていつも僕を批判してくださる皆さま。皆さまのおかげで僕は人の痛みや苦しみがわかる人間になれました」と綴り、村上審判員も自身のツイッターで「皆様には大変お世話になりました。誹謗中傷理不尽な言葉に屈する事なく通算500試合を達成し結びといたします」と発信していた。
J1リーグ最終節では村上審判員が名古屋グランパス対浦和レッズ(豊田スタジアム)、家本審判員が横浜F・マリノス対川崎フロンターレ(日産スタジアム)を担当。村上審判員が試合後にツイッターを更新し、「いえぽん!おつかれさまでした!マリノス対フロンターレはいえぽんらしいレフリングだったと思います。辛いことが沢山あったけど試合終了の笛を違うスタジアムで一緒に吹くことができ感無量です」と言及。勇退する審判員から“戦友”の勇退する審判員へ、異例の惜別メッセージを送っている。
投稿から1時間あまりで1000件超の「いいね」が付くなど大きな反響を呼んでいる。
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