ムバッペ獲得を「レアルは確信」 スペインメディア、PSG残留の可能性“ゼロ”と断言
今季限りでPSGと契約満了、ゼロ円で“銀河系軍団”入りを現地メディア主張
冬の移籍市場開幕まで1か月を切った。今季限りで契約満了となるパリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペの動向が大きな注目を集めそうだが、スペイン紙「AS」は「レアル・マドリードはPSGのスター獲得を確信している」とかねてから噂のある“銀河系軍団”への加入は揺るがないものだと主張している。
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今夏の移籍市場でも去就問題が過熱していたムバッペだが、本人は移籍を望んでおり、PSGとの契約延長を拒否したと伝えられてきた。
同選手の母ファイザ・ラマリさんは地元メディアに対してPSGとの契約延長に向けた動きが順調に進んでいるとコメントするなど情報は錯綜しているものの、AS紙は「ムバッペがレアル・マドリードとの事前契約に合意してサインできるようになるまであと28日。ベルナベウには絶対的な保証があるという雰囲気が漂っている」とムバッペが“エル・ブランコ”の一員になることが既定路線であることに変わりはないとし、以下のように続けた。
「これは衝動的な買い物ではない。マドリードはムバッペを獲得するためにおよそ1年半前から時間をかけて動いてきた。この取引の鍵は選手の決意にあった。クラブの関係者は『キリアンは抜け目がない。彼が夏に移籍を押し通そうとしたのも、クラブに多額の移籍金を残そうとしたためだ。その振る舞いは完璧だったし、それ以上のことはできなかっただろう。その結果、彼はフリーでマドリードに行く。(昨夏の移籍を認めなかった)PSGのせいだ』と話している」
PSG側は当然ムバッペとの契約延長を熱望しているものの、記事では「その可能性はない」と断言されている。レアルを率いるカルロ・アンチェロッティ監督もすでにFWカリム・ベンゼマ、FWヴィニシウス・ジュニオールの2人にムバッペを加えた新たな3トップ結成に期待しているという。長く続いたムバッペの去就問題も、ついに決着の時が近づいているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)