エース覚醒! ベルギーがハンガリーに4発快勝で、36年ぶりのEURO8強に進出
終盤に一挙3ゴールをマーク
対するハンガリーはグループステージで絶好調だったMFバラシュ・ジュジャーク、MFゲルゴ・ロブレンチチがシュートを放つ場面があったが、攻撃は単発に終わった。後半に入るといきなりアザールがシュートを放ち、ベルギーのペースで進むかと思われた。しかしハンガリーは、同22分にジュジャークのFKからDFロランド・ユハースが際どいシュートを蹴り込むなど、抵抗を見せた。
悪い流れになりつつあったベルギーだが、試合を決定づけたのはエースのアザールだった。同33分、CKのこぼれ球を拾ったアザールが左サイドを一気に駆け抜けてゴール前へラストパスを送ると、途中出場のFWミシ・バチュアイが難なく決めて2-0とした。そしてその直後にはロングカウンターから左サイドをカットインしたアザールが右足を一閃して3点目。さらにアディショナルタイムには、FWヤニク・カラスコのゴールが決まりベルギーが4-0とした。
昨季はチェルシーで不振にあえぎ、大きな批判を受けたアザールがついに覚醒。優勝候補のダークホースと言われる“赤い悪魔”にとって、準々決勝でFWギャレス・ベイル擁するウェールズとの対決に向けて大きな弾みをつける快勝劇となった。
【了】
ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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