リバプール主力DF、南野拓実の高い能力を信頼「ここまでの出場時間は不運」
スコットランド代表DFロバートソンが南野に言及「練習で本当にいい」
日本代表MF南野拓実は、所属するリバプールで今季公式戦10試合に出場して4ゴールを挙げている。しかし、リーグ戦では第14節を終えて13試合にベンチ入りしたが、途中出場が5試合、出場時間は計38分に留まっている。十分な出場時間を得られていない南野だが、チームメイトはプレミアリーグで戦える力があると感じているようだ。リバプール専門メディア「HITC」が報じている。
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リバプールには、ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノ、エジプト代表FWモハメド・サラー、セネガル代表FWサディオ・マネ、さらにポルトガル代表FWディオゴ・ジョタと世界的な選手たちが揃っている。そうした選手たちのバックアップとなっている南野は、出場機会を多くは得られていない。
それでも、第12節のアーセナル戦(4-0)で今季リーグ戦初ゴールを挙げると、ユルゲン・クロップ監督は、「彼は試合に出る、間違いない」と出場時間を増やすことを明言。実際、その後も13節のサウサンプトン戦(4-0)、14節のエバートン戦(4-1)と、それぞれ9分、2分という短時間だがピッチに立つ権利を得ている。
そうした状況の南野だが、2022年1月には出場時間が伸びる可能性が高い。というのも、サラー、マネの両選手が、アフリカ・ネーションズカップに出場する見込みだからだ。「HITC」は「クロップ監督にとって問題となるのは、両サイドのポジションに、それほど選手層の深みがないことだ」と指摘した。
サラー、マネの2人は、今季すでに28ゴールを挙げている。彼らを欠くことになれば、戦力ダウンになることは間違いない。それでも、マネの背後でプレーするスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンは、「拓実のような選手が出てくる。今シーズンのここまでの出場時間の量は、不運だったかもしれない。だが、彼は練習で本当にいいんだ」と、スター集団の練習で力を発揮できていると語っている。
まだリーグ戦で先発のない南野だが、出場機会を得た時にチームメイトが知る力をピッチで示すことができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)