「これはPKだ」 アーセナル冨安、ユナイテッドDFに引っ張られた瞬間にOB憤慨「クレイジー」
イアン・ライト氏、マンUのマグワイアに嘆き「彼のような経験のある選手が」
アーセナルは2日に行われたプレミアリーグ第14節のマンチェスター・ユナイテッド戦に2-3で敗れた。アーセナルの日本代表DF冨安健洋が、イングランド代表DFハリー・マグワイアに引っ張られた場面で、PKが与えられなかったことが議論を呼んでおり、アーセナルOBの元イングランド代表FWイアン・ライト氏がマグワイアの対応を酷評している。英メディア「HITC」が伝えた。
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ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに2ゴールを許し、2-3で敗れた一戦で、冨安は安定したパフォーマンスで対峙したイングランド代表FWジェイドン・サンチョを食い止めた。
そんな冨安は1-1で迎えた前半終了間際のセットプレーの際、ボックス内に入ろうとしたところでマグワイアに引っ張られて、エリア内で倒れた。マグワイアのファウルにも見えたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)で検証されることもなく、プレーは続行となった。
このシーンについて、ライト氏は明確にPKであることを主張したうえで、マグワイアの対応を酷評。「ハリー・マグワイアは背後から引っ張った。これはPKだよ。彼のような経験のある選手が、こんな対応をしたのはクレイジーだ」と、その対応のまずさを指摘した。このコメントを取り上げた「HITC」は、「私たちの見解としても、これはファウルであり、アーセナルはPKが与えられるべきだった」と指摘。英メディア「GIVE ME SPORT」も「驚くべきことに、VARは介入せず、判定をひっくり返すこともなかった」と判定に疑問を唱えている。
後半の2失点で敗れたアーセナルだが、ここでPKが認められていたら、試合は全く違うものになっていたかもしれない。