阿部、槙野、宇賀神ら最終節出場なるか 浦和監督が明言「少し変更点があることは言える」
定例のオンライン会見、ロドリゲス監督「現時点で目標は天皇杯を優勝すること」
浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督は12月3日のトレーニング後に定例のオンライン会見を行い、翌日に控えたリーグ最終節の名古屋グランパス戦に向けて「少し変更点があることは言える」と話した。
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浦和は前節、リーグ戦のホーム最終戦になった清水エスパルス戦に試合終了間際の失点で0-1と敗れた。その結果により、リーグ戦の成績でAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権を得られる可能性がある4位が消滅。ロドリゲス監督は「内容が非常に悪い、残念なゲームになってしまった。4位で終わらせる目標がなくなった。サポーターに誇りを感じてもらえるように戦って、それを払拭したい。前節は失望した人も多かっただろう」と口にしている。
この最終節の結果で、浦和は5位から7位でリーグ戦を終えることになるが、翌週には勝ち残っている天皇杯準決勝のセレッソ大阪戦を控えるため、指揮官は「現時点で目標は天皇杯を優勝すること。そのための良い準備をしていきたい」と言及。そして「勝利すれば名古屋と勝ち点で並べる。同時に、選手たちの状態を最高のところに持っていくのも目標になっている」と続けた。
浦和は今季限りで元日本代表MF阿部勇樹が現役を引退し、長年プレーした同DF槙野智章と同DF宇賀神友弥も契約満了により退団。オーストラリア五輪代表で主将を務めたDFトーマス・デンも2シーズンの在籍を終えてチームを去る。
ロドリゲス監督は名古屋戦のメンバーについて「ゲームプランはあまり言えない」としつつも、「少し変更点があることは言える。怪我人などが今までいたが、今週は全員がトレーニングをして、全員がプレーできる状態にある」と話した。
負傷明けの選手たちに天皇杯に向けての実戦機会を与えるチャンスでもあるが、浦和で長くプレーした選手たちがリーグ戦に出場する最後のチャンスでもある。アウェーでの戦いにはなるが、その雄姿をピッチで見ることはできるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)