ヴァーディ獲得失敗のアーセナル 新ターゲットはリヨンが63億円を要求する“NEXTアンリ”か

14-15シーズンのリーグアン得点王ラカゼットの獲得レースに参戦へ

 今季プレミアリーグ2位のアーセナルは、レスター・シティのイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディ獲得失敗により白紙となったストライカーの新戦力として新たな選手をリストアップ。現在はリヨンのフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットの獲得に向かっているという。英紙「デイリー・ミラー」が報じた。

 アーセナルはヴァーディ獲得に向け、違約金満額の2000万ポンド(約28億円)の支払いと、週給12万ポンド(約1680万円)の待遇をオファーし、正式決定が秒読みとまで伝えられた。しかし、ヴァーディは突如残留を決意。レスターと4年契約延長に合意していた。

 新たに目をつけたのは、リヨンでゴールを量産しているラカゼットだ。リヨンの要求額は移籍金4500万ポンド(約63億円)とも言われ、同じロンドンを本拠地とするウェストハムやスペインのアトレチコ・マドリードも獲得レースに参戦していると言われる人気銘柄だ。

 ウイングからセンターフォワードにコンバートされ、スピードを武器に得点を量産する姿から、元フランス代表FWティエリ・アンリ氏を彷彿とさせるとの声も多い。2014-15シーズンは27得点でリーグアン得点王を獲得するなど実績も十分。同じく俊足のヴァーディを狙っていたアーセナルにとっては願ってもない逸材と言えそうだ。

【了】

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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